12月も半ばを過ぎ、街はすっかり年末の慌ただしさに包まれていますね。名古屋市や小牧市周辺は、あいにくの雨模様の週末となりました。
皆さんはどんな週末をお過ごしでしょうか?
「せっかくのお休みなのに雨か…」と、少し残念な気持ちになった方もいるかもしれません。でも、気学の視点で見ると、この雨にはとても深い意味があるのです。
実は、今日と明日の2日間は、気学において1年の中で最も重要な転換点の一つ、「日盤切替(ひばんきりかえ)」という特別な日なのです。
暦の上ではお正月が「年の切り替わり」ですが、エネルギーの質が根本から入れ替わるこの「日盤切り替え」は、プロの鑑定士たちが密かに、しかし最も大切にしているタイミングでもあります。
この特別な日に、私は雨の中、近くの神社へ「恵方参り」に行ってきました。
なぜなら、このタイミングでの行動こそが、来たる2026年に向けたビジネスや人生の飛躍の「種まき」になるからです。
今日は、初心者の方には少し聞き馴染みのない「日盤切替」の解説から、師の教えに基づく「恵方参りの極意」、そして経営者の皆様にぜひ知っていただきたい戦略的な活かし方まで、たっぷりと語っていきたいと思います。
1. 気学の奥義「日盤切替」とは何か?
まず、「日盤切替」について少し詳しく解説しましょう。
これを理解すると、なぜ今日という日が特別なのかが腑に落ちるはずです。
気学には「陰遁(いんとん)」と「陽遁(ようとん)」という2つの大きなエネルギーの潮流があります。
- 陽遁(ようとん):冬至に近い時期から始まります。冬の寒さの中で、地中のエネルギーが少しずつ温まり、春に向けて芽吹き、外へ外へと拡大していく「成長・発展」の期間です。数字で言うと、一白、二黒、三碧…と増えていく流れです。
- 陰遁(いんとん):夏至に近い時期から始まります。太陽の力が極まった後、エネルギーが内側へと向かい、実り、充実し、やがて冬の休息へと向かう「収穫・定着」の期間です。数字で言うと、九紫、八白、七赤…と減っていく流れです。
私たちの毎日は、この「陽」と「陰」のサイクルの繰り返しの中にあります。
しかし、この流れはずっと同じ方向に進んでいるわけではありません。年にたった2回だけ、この巨大なエネルギーの歯車が「カチッ」と逆回転を始める瞬間があります。
それが、今日と明日の「日盤切替」です。
これまで外へ向かっていた気が内へ向かう、あるいはその逆。まさに、天と地のエネルギーが交錯し、ギアチェンジが行われる瞬間です。
この2日間は、空間に満ちているエネルギー(気)の密度が通常とは比べ物にならないほど高まります。
「裂け目」といってもいいかもしれません。その裂け目から、普段は受け取れないような強大なエネルギーが降り注いでいるのです。
2. なぜ「雨の恵方参り」が最強なのか?
そんなエネルギーが渦巻く日盤切り替えの日に、私が強くおすすめしたいのが「恵方参り(えほうまいり)」です。
「初詣」や「お朔日参り(ついたちまいり)」は一般的ですが、恵方参りは少し性質が異なります。
単に「神様にお願いをする」のではありません。
恵方とは、その年の「歳徳神(としとくじん)」がいらっしゃる方位のこと。この方位には、万事を吉に転じる「チャンスの神様」がいるとされています。
師の教え:チャンスを見抜く「智慧」を得る
私の師であり、気学の巨匠である村山先生は、恵方参りについてこう仰っていました。
「恵方参りは、願いを叶えてもらうために行くのではない。チャンスを見抜く『智慧』と、そのチャンスに乗る『勇気』をもらいに行くのだ」
私たちは日々、多くのチャンスに囲まれています。しかし、悩みや不安、固定観念という曇った眼鏡をかけているせいで、目の前のチャンスに気づけないことがほとんどです。
恵方参りは、その曇った眼鏡を外し、天の智慧とつながるための儀式なのです。
雨音は浄化のサイン
そして今日の雨です。
「雨だと参拝が大変」と思うかもしれませんが、気学や神道において、雨は最強の「禊(みそぎ)」です。
大気中の塵や埃を洗い流すだけでなく、私たちの心にこびりついた執着、不安、嫉妬といったネガティブな感情(邪気)も、雨が洗い流してくれます。
今日の小牧市の神社は、雨空のおかげで参拝客も少なく、静寂に包まれていました。
湿り気を帯びた空気は重たいのではなく、むしろ神聖で、肺の奥まで清められるような感覚。
この「浄化された状態」で、エネルギーが高まる「日盤切り替え」に恵方に向かう。これ以上ない、天とのチューニングの時間となりました。
3. 実践!効果的な恵方参りの作法
ここで、ヒール・アップ流、そして師直伝の「効果的な恵方参り」の作法をシェアします。ただ手を合わせるだけでなく、形(カタ)から入ることで、より深く意識を集中させることができます。
- 自宅から750m以上離れた恵方の神社・仏閣へ自宅を中心として、その年の恵方(2026年2月3日までは「西南西」/庚の方位)にある社寺へ向かいます。
- お釈迦様のポーズ(天と地を指す)これが最も重要です。右手の人差し指で「天」を指し、左手の人差し指で「地」を指します。これは「天上天下唯我独尊」のお釈迦様のポーズであり、自分自身が「天の気」と「地の気」をつなぐ避雷針のような役割になることを意味します。(※人目が気になる場合は、胸の前で小さく行っても大丈夫です。大切なのはイメージです!)
- 唱える言葉(マントラ)心の中で、あるいは小さな声で、以下の言葉を唱えます。
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「私にチャンスを与えたまえ」
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「私にチャンスを見抜く智慧(ちえ)を与えたまえ」
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「私にチャンスに乗る勇気を与えたまえ」
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願い事(〇〇が欲しい、〇〇になりたい)を言う前に、まず「智慧と勇気」を願うのです。
なぜなら、智慧と勇気さえあれば、どんな状況でも自らの力で道を切り拓けるからです。これが、気学が「攻めの開運学」と呼ばれる所以でもあります。
4. 経営者・ビジネスリーダーへ:2026年を見据えた「戦略」としての気学
さて、ここからは少しビジネスの話をしましょう。
私のブログを読んでくださっている方の中には、経営者の方や個人事業主の方も多いと思います。
皆さんは、ご自身の事業の「バイオリズム」を把握していますか?
「運」という字は、「運ぶ(はこぶ)」と書きます。
良い運気というのは、棚からぼた餅が落ちてくることではありません。
「自分の命(時間とエネルギー)を、どこへ、どのように運ぶか」という移動の戦略そのものです。
今日のような「日盤切替」を意識することは、ビジネスにおいて「市場の潮目が変わるタイミング」を読む訓練にもなります。
2026年問題と気学
実は、気学の鑑定現場では、すでに「2026年」というキーワードが頻繁に出てきています。
2026年は「二黒土星(じこくどせい)」が中宮に入り、その翌年には「一白水星」の時代へと突入します。
これは単なる年の経過ではなく、社会のルール、ビジネスの潮流、人々の価値観がガラリと変わる「大変革期」の入り口です。
多くの経営者が「目の前の売上」や「来月の集客」に追われていますが、成功し続けている企業は、すでにこの2026年を見据えて「種まき」を始めています。
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今の事業モデルは、3年後も通用するか?
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新しい時代の価値観(心の豊かさ、つながり)に対応できているか?
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自分自身の「気」は、リーダーとして十分に満ちているか?
この日盤切り替えのタイミングは、こうした長期的な問いと向き合うのに最適です。
陰遁から陽遁へ(またはその逆へ)。エネルギーの流れが変わる今、過去半年間の反省をし、次の半年、そしてその先にある2026年に向けて、どの方向に舵を切るかを決める。
それが、経営者にとっての本当の「恵方参り」なのです。
5. 最後に:あなたの羅針盤になりたい
雨の中、恵方参りを終えて帰宅すると、不思議と体がポカポカとし、頭の中がクリアになっているのを感じました。
雨音に耳を傾けながら、今後のヒール・アップの展開、そしてクライアントである皆様の顔を一人ひとり思い浮かべていました。
気学は、決して怪しい魔法ではありません。
数千年の歴史を持つ統計学であり、天体のリズムと人間行動学を掛け合わせた、極めてロジカルな「帝王学」です。
もしあなたが今、
「頑張っているのに成果が出ない」
「時代の変化に不安を感じている」
「2026年に向けて、確実な事業戦略を立てたい」
と感じているなら、ぜひ一度、気学という羅針盤を手に取ってみてください。
現在、ヒール・アップでは、経営者・ビジネスマン向けに特化した【2026年戦略セッション】の導入アレンジを行っています。
あなたの生年月日と会社の設立日から、あなただけの「勝ちパターン」と「動くべきタイミング」を、盤面から緻密に読み解きます。
今日と明日は、まだ間に合います。
雨が上がっていたらもちろん、雨が降っていても、ぜひお近くの神社やお気に入りのパワースポットへ足を運んでみてください。
そして、天と地を指差し、宣言してください。
「私にチャンスを見抜く智慧をください」と。
その小さな行動が、半年後、3年後のあなたを大きく変える「最初の一歩」になると、私は確信しています。
[お知らせ:2026年を勝ち抜く戦略を]
九星気学風水鑑定・経営コンサルティング Heal Up(ヒール・アップ)
小牧市・名古屋市を中心に、対面およびオンラインでの鑑定を行っています。
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