日々の鑑定の中で、「吉方位に行けば本当に運は良くなりますか?」「家相が悪いと言われたのですが、どうすればいいですか?」といったご相談をよくいただきます。
私たちは誰でも、悩みや不安に直面した時、「運気を上げて現状を変えたい」と願うものです。
今日は、九星気学のテクニック論(どの方角が良いか、どの色がラッキーか)の、もう少し奥にある「運の根幹」についてお話ししたいと思います。
テーマは、鎌倉時代の禅僧・道元禅師(どうげんぜんじ)と、私の師である村山先生が語った「無情説法(むじょうせっぽう)」についてです。
「えっ、気学のブログで仏教の話?」と思われるかもしれません。
ですが、実はこれを知っているか知らないかで、吉方位取りの効果や、開運のスピードが劇的に変わるといっても過言ではありません。
少し長くなりますが、人生を好転させるヒントが詰まっていますので、ぜひ最後までお付き合いください。
1. 悩める現代人に響く、村山先生の教えと道元禅師
私が九星気学を学ぶ中で衝撃を受け、鑑定士としての指針となっている教えがあります。それは、偉大な宗教学者でもあった村山先生が、道元禅師の主著『正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)』について語られた時のお話です。
『正法眼蔵』は全95巻にも及ぶ大著ですが、その中でも特に難解とされる「無情説法」の巻について、先生はこのように解説されました。
村山先生が語る「無情説法」の真髄
『道元さんの正法眼蔵、難しい本です。95巻中のもっとも難しい所の話をします。無情説法の巻という所です。
(中略)
漢文の詩なんですがずっとわからなかったんですが、霜が解ける様にわかってきました。すさまじい深さです。』
先生ほどの方が「ずっとわからなかった」とおっしゃるほどの深遠な世界。しかし、その解釈は私たちの予想を裏切るものでした。
『無情とは情がない、のではなく、天地自然が語っているんだ、と言うこと。
天地自然は法を説いている。自分自身をどう生きれば良いかを説いている。
天地自然がひとつの出来事で本人の事を本人にわかる様に話をしてくれている、という話。』
ここが一番のポイントです。
『あらゆる出来事はそこにかかわった自分に何かを教えている、という事。
全ての出来事は自分を理解させる為にあると言うこと。』
「すべての出来事」はあなたへの手紙
私たちは普段、何かトラブル(例えば、仕事の失敗、人間関係のもつれ、体調不良など)が起きると、「運が悪かった」「相手が悪い」「タイミングが悪かった」と、自分以外の何かのせいにしてしまいがちです。
しかし、道元禅師の「無情説法」の視点に立つと、世界は全く違って見えます。
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突然の雨も
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通り過ぎる風も
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あなたが直面している困難も
それらすべては、言葉を持たない「無情」な存在ではなく、「天地自然が、あなた自身について教えるために語りかけているメッセージ」だというのです。
村山先生は、これを20世紀の心理学者エリクソンが提唱した「アイデンティティ(自己同一性)」になぞらえました。
自分とは何者か。自分を理解することこそが最も大事であると、13世紀の道元禅師はすでに見抜いていたそうなのです。
2. 九星気学と「無情説法」の意外な関係
では、この深い哲学が、私たちが行っている「九星気学」や「風水」とどう関係するのでしょうか?
実は、九星気学とは「天地自然の言葉(気)を翻訳する学問」なのです。
気が教えてくれる「現在地」
小牧市や名古屋市近郊のお客様からよくあるご相談を例に挙げてみましょう。
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「最近、夫婦喧嘩が絶えない(相性の悩み)」
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「引っ越してから体調が優れない(家相の悩み)」
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「事業がうまくいかない(経営・仕事の悩み)」
これらは単なる「不運」ではありません。
「今の生き方や環境が、本来のあなたの軌道から少しずれていますよ」という、天地自然からの愛ある(けれど時に厳しい)メッセージなのです。
道元禅師の言う通り、その出来事は「あなた自身を理解させるため」に起きています。
気学鑑定士の役割
私たち鑑定士の仕事は、そのメッセージを読み解くお手伝いをすることです。
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生年月日(本命星・月命星)から、あなたが本来持っている資質や役割を読み解く。
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家相(家の間取り)を見て、環境があなたにどのような影響(メッセージ)を与えているかを確認する。
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姓名判断や方位から、これまでの行動の結果を分析する。
「悪いことが起きたから、お祓いをして終わり」ではありません。
その出来事が教えてくれた「気づき」を受け取り、「じゃあ、これからどう動けばいいか?」という具体的な行動指針を示すのが、プロの九星気学鑑定です。
3. 開運のファーストステップ:出来事と対話する
ここで、ブログを読んでくださっている皆さんに、今日からできる「開運アクション」をご提案します。
特別な道具も、難しい知識も必要ありません。
ステップ1:出来事を「メッセージ」として受け取る
もし今日、嫌なことがあったり、逆にすごく嬉しいことがあったりしたら、一呼吸置いてこう考えてみてください。
「この出来事は、私に何を教えようとしているんだろう?」
例えば、
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上司に理不尽に怒られた
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→(単なる不満で終わらせず)「もしかして、自分の伝え方に改善の余地があるという教えかな?」「あるいは、今の環境が自分に合っていないというサインかな?」
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探し物が見つからない
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→「整理整頓、つまり心の整理が必要だというメッセージかな?」
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ステップ2:吉方位(吉取り)を活用する
メッセージを受け取ろうとしても、心が乱れているとなかなか素直になれませんよね。
そこで役立つのが、九星気学の「吉方位(きっぽうい)」です。
吉方位へ出かけ、その土地の良い「気」を浴びることは、乱れた自分の周波数を、天地自然のリズムに整える行為です。
村山先生のお言葉を借りれば、「霜が解ける様に」心が整い、自分が何をすべきかが見えてきます。
小牧市周辺なら、犬山方面へ気の浄化に行ったり、名古屋市内へエネルギーの活性化に行ったりと、方位によって様々な気が受け取れます。
ステップ3:プロの視点を取り入れる(鑑定のすすめ)
「メッセージなのはわかったけれど、具体的にどうすればいいかわからない」
「家相が原因なのか、時期が悪いのか判断できない」
そんな時は、ぜひ私たち専門家を頼ってください。
自分一人で悩んでいても見えなかった「天地自然からの手紙」の解読をお手伝いします。
4. 愛知県小牧市・名古屋近郊で鑑定をお探しの方へ
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
道元禅師の「無情説法」のお話、いかがでしたでしょうか?
「自分を理解することが、最も大事」
43歳の道元禅師が到達したこの境地は、現代を生きる私たちにとっても、幸せへの最短ルートです。
九星気学は、単なる占いではなく、「自分を知り、環境(天地自然)と調和して生きるための実践哲学」です。
このようなお悩みはありませんか?
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相性診断・人間関係:パートナー、親子、職場の人間関係を良くしたい。
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家相・風水:新築、リフォーム、引越しの図面を見てほしい。
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吉方位・開運旅行:効果的な祐気取りの方位と日時を知りたい。
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事業・経営相談:開業のタイミング、事業拡大の方位を見たい。
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バイオリズム:今の自分の運気の流れ(攻める時か、守る時か)を知りたい。
ヒール・アップの拠点は愛知県小牧市にございます。
小牧市内はもちろん、春日井市、犬山市、江南市、岩倉市、名古屋市など、近隣の地域からも多くのお客様にお越しいただいています。また、オンラインでの鑑定も対応可能です。
初心者の方にも「わかりやすい」「具体的で実践しやすい」とご好評をいただいております。
難しい専門用語を並べるのではなく、今日のお話のように、あなたの人生に寄り添った言葉でお伝えすることを心がけています。
まずは「自分を知る」ことから始めませんか?
すべての出来事は、あなたが幸せになるための伏線です。
今、目の前にある壁も、きっと乗り越えた先には新しい景色が広がっています。
もし、現状に行き詰まりを感じているなら、それは「次のステージへ進む合図」かもしれません。
その合図を読み解き、最善の一歩を踏み出すために。
九星気学という智慧を、ぜひ活用してください。
皆様とお会いできる日を、心より楽しみにしております。
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