日曜blogでは、個人の方から寄せられるご相談を中心に、未来ライフデザインセッションで大切にしている「自分らしい選択の見つけ方」をお届けします。
「せっかく入った会社なのだから、辞めないほうがいい」
「そろそろ結婚も考えたら?」
親や身近な人の言葉に悪気はないと分かっていても、聞くたびに気持ちが重くなることはありませんか。20代・30代は、仕事や結婚、住む場所などについて、自分で決める機会が増える時期です。その一方で、大切な人の期待と自分の希望が違い、立ち止まってしまう方もいます。
前回は、友人の結婚や昇進と比べて焦る気持ちを取り上げました。今回はもう一歩進めて、「周囲の意見を大切にしながら、自分の人生をどう選ぶか」を考えてみましょう。
相手の心配と、自分の希望を分けてみる
例えば、転職に反対する親御さんがいるとします。その言葉の奥には、「収入が不安定にならないか」「次の職場で苦労しないか」という心配があるのかもしれません。
一方、ご本人には「別の仕事に挑戦したい」「今の働き方を続けるのがつらい」という思いがあります。どちらも無視しなくてよいのです。ただ、相手の心配を聞くことと、その意見どおりに決めることは別です。
まずは紙に、次の二つを書き分けてみてください。
「周囲が心配していること」と「自分が変えたいこと」。
同じ転職の話をしていても、見ているものが違うと気づくだけで、話し合いは少し落ち着きます。
「本当はどうしたい?」に答えられなくても大丈夫
周囲の期待に応えてきた人ほど、急に「あなた自身はどうしたいの?」と聞かれると、言葉に詰まることがあります。すぐに明確な夢や目標が出てこなくても、自分の気持ちがないわけではありません。
そんなときは、大きな理想よりも、今の日常から考えてみましょう。
朝、仕事に向かうときはどんな気持ちか。休日に何をしていると心が軽くなるか。これからも続けたいことと、少し減らしたいことは何か。小さな感覚を拾っていくと、自分に合う働き方や暮らし方の輪郭が見えてきます。
九星気学による性質や時期の見立ても、そうした対話を深めるための一つの材料です。「この年だから必ず転職する」「この時期までに結婚する」と決めつけるものではありません。現実の生活条件や気持ちを確かめながら、選択肢を整理していきます。
大きな決断の前に、小さく試してみる
転職したいなら、まず興味のある仕事を調べたり、経験者の話を聞いたりする。実家を出て暮らしたいなら、家賃や生活費を計算してみる。結婚について迷っているなら、「結婚したいか」だけでなく、どんな関係や暮らしを望むのかを考える。
調べたり試したりすることは、すぐに決断することとは違います。具体的な情報が増えると、周囲にも「何となく嫌だから」ではなく、「こう考えて準備している」と伝えやすくなります。
もちろん、すべてを説明して納得してもらう必要もありません。意見を聞いたうえで、自分にとって大切な条件を選ぶ。その積み重ねが、自分の人生を引き受ける力になります。
よくあるご質問
Q.親に反対されると、自分の考えが間違っている気がします。どうすればいいですか?
A. 反対されて不安になるのは自然なことです。まずは、相手が心配している具体的な点を聞き、自分でも確認してみましょう。収入や住まいなど準備が必要なことは対策を考えられます。そのうえで、自分が望む理由も大切にしてください。
Q.自分の希望がはっきりしないまま、相談してもいいですか?
A. もちろんです。「何を選ぶか」の前に、「何に迷っているか」を整理するところから始められます。話しながら気づくこともありますので、答えを用意しておく必要はありません。
周囲を大切に思う気持ちと、自分らしく生きたい気持ちは、どちらか一方を捨てなくてもよいものです。今すぐ結論を出すより、まずは自分の希望を言葉にするところから始めてみませんか。
未来ライフデザインセッションでは、仕事・人間関係・これからの暮らしについて、九星気学による見立てと対話を通じて一緒に整理します。小牧市・名古屋周辺での対面セッションのほか、全国からオンラインでもご相談いただけます。
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