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【判断の型】「うだつを上げる」ための法則〜巽(東南)から入り、乾(北西)で財を築く〜

「本ブログのカテゴリー【判断の型】では、気学の巨匠・村山幸徳先生の貴重な受講メモを紐解き、「巨匠の教え(先人の智慧)」として皆様にお届けしています。

激動の現代において、ビジネスにおける重大な決断から日々の暮らしを整えるヒントまで、より良い選択をするための羅針盤としてご活用ください。」

日々の生活やビジネスにおいて、「社会の役に立ちたい」「もっと事業を成長させて貢献したい」と願う方は多いでしょう。しかし、想いだけが先行し、足元がおぼつかない状態では、その願いを形にすることはできません。

今回の【判断の型】では、2005年の村山幸徳先生の講義録(六白金星に関する深い考察)から、私たちが社会で活躍し、確固たる基盤を築くための「気の流れ」と「財政の確立」について読み解いていきます。天体学である気学の理(ことわり)を知ることで、経営の打ち手も、個人のライフデザインも、より確実なものへと変わっていきます。

1. 気の通り道を知る:巽(東南)が入り口、乾(北西)が出口

村山先生のメモには、非常に重要な「気の流れの法則」が記されています。

「巽から入って来る訳ですよ。(中略)中宮に入り、北西乾に抜けて行く。つまり巽は星の入り口で、乾が出口。だから家相の基本は入り口は巽が良い。北西は勝手口。これが大事なんだよ。」

気(エネルギー)は、東南(巽・しん)から入り、中央(中宮)を経て、北西(乾・けん)へと抜けていきます。これは単なる迷信ではなく、地球の自転や自然の摂理に基づく天体学的な法則です。

ビジネスの現場や日々の暮らしにおいても、この「入り口と出口」の法則はそのまま当てはまります。新しいご縁、情報、顧客は「東南」の気から舞い込みます。しかし、それを受け止めてしっかりと実利や財産として定着させる「出口・保管場所」が「北西」なのです。

2. 歴史が証明する「北西=政権の台所」

講義録の中で、村山先生は歴史的な視点から北西(乾)の重要性を説かれています。

「北西側はその政権の台所。食い扶持は北西から。江戸時代は越前の金沢ですよ。(中略)儲けは台所、資質の元は北西から。大事にしたんですよ。どこの藩もそうしたんです。」

江戸幕府をはじめ、力を持った大名たちは皆、自らの領地の「北西」にあたる場所(金山や銀山、豊かな穀倉地帯など)を徹底的に押さえました。なぜなら、北西は「資金源」であり「台所」だからです。

これを現代の経営に置き換えると、どれほど素晴らしいビジョン(東南の気)を掲げていても、会社の財務基盤やバックオフィス、資金繰りといった「北西の気」が脆弱であれば、組織はあっという間に立ち行かなくなるということです。

個人の方であっても同じです。夢や目標を追う前に、まずはご自身の「家庭の財政」という台所をしっかりと安定させることが、すべての土台となります。

3. 「身を立てる」ことこそが最大の社会貢献

では、どうすれば自らの台所を潤し、中心(中宮)で堂々と活躍できるようになるのでしょうか。その鍵は再び「東南(巽)」に戻ります。

「巽は立身。身を立てないと中央に立てない。立身は社会貢献です。身を立てるってのは『あなたのお陰様で』って人が出て来ないと行けませんね。」

ただ自分だけが儲かれば良いという考え方では、本当の基盤は作れません。東南(巽)の気は「信用」や「整うこと」を意味します。周囲の人から「あなたのおかげで助かりました」と心から言われるような質の高いサービスや振る舞いを提供すること。それこそが「身を立てる(立身)」ということであり、最高の社会貢献なのです。

ビジネスオーナーであれば、お客様の悩みを本質的に解決すること。一般の方であれば、ご家族や職場の仲間に対して誠実に向き合い、喜ばれる存在になること。この「社会貢献」の積み重ねが、やがて太い柱となり、北西の「財」へと繋がっていくのです。

4. 「うだつが上がる」ための経済的自立

講義録の最後に、非常に耳の痛い、しかし極めて現実的な教えが記されています。

「うだつが上がるってのは瓦を拭くだけのお金があるってことだよ。個人の家を良くするだけの太い柱が居るってことだよ。家庭の財政の確立だよ。出来ないと社会貢献なんて出来ないよ。」

「うだつが上がらない」という言葉がありますが、本来「うだつ」とは、類焼を防ぐために屋根に設けられた防火壁のことです。これを作るには多額の費用がかかるため、経済的に豊かな家でなければ「うだつを上げる」ことはできませんでした。

村山先生はここで、「太陽が出て、うだつが上がるような働きが出来ないと社会貢献なんて出来ないよ」と厳しくも愛のある指摘をされています。

自己犠牲の精神だけで人に尽くそうとしても、自分自身の生活(財政)が破綻していれば、いずれその活動は行き詰まります。まずはしっかりと稼ぎ、経済的に自立し、自分の家庭や会社の基盤を盤石にする。その「余裕」があって初めて、世の中に対して本当の意味での還元(社会貢献)ができるのです。

私たちはともすれば、目に見えない精神論や、根拠のない予測に頼りそうになりますが、気学は極めて現実的で論理的な学問です。「天体学」という大自然の法則を味方につけ、環境の気を整えながら、自らの足でしっかりと立ち上がる。この「判断の型」こそが、激動の時代を生き抜く強力な武器となります。

【よくある質問(FAQ)】

Q. 経営において「北西の気」を整えるとは、具体的にどのような行動を指しますか?

A. 会社の財務状況を徹底的に見直し、無駄を省き、資金繰りの基盤を固めることです。また、実際のオフィス環境において、北西部分を清潔に保ち、責任者や重要なバックオフィス機能を配置するといった「補相(環境をより良い相に整えること)」を行うことも、経営の判断を狂わせないための有効な手段です。

Q. 個人の生活で「社会貢献」と言うと、ボランティア活動のようなものを想像してしまい、ハードルが高く感じます。

A. 難しく考える必要はありません。今回の巨匠の教えにもある通り、まずは「あなた自身の家庭の財政を確立すること(うだつを上げること)」が第一歩です。自立し、心身ともに健康でいること自体が立派な社会貢献です。その上で、目の前の家族や同僚に「あなたのおかげで助かった」と言われるような、ちょっとした気遣いから始めてみてください。

Q. 気学を取り入れることで、ビジネスの業績は本当に変わるのでしょうか?

A. 気学は魔法やスピリチュアルではなく、自然界の法則を読み解く「天体学」です。いつアクセルを踏み、いつ守りを固めるべきかという「時の利(タイミング)」を知り、オフィスや自宅の「環境の気」を整えることで、無駄な摩擦を減らし、努力が真っ直ぐに成果へと結びつくようになります。経営戦略のロジカルな意思決定ツールとして、多くの経営者様が実際に結果を出されています。

先の見えない時代だからこそ、確かな法則に基づいた「意思決定の軸」を持つことが、未来を切り拓く大きな力となります。

経営の次なるステージへ向かうための戦略構築から、個人の豊かな人生設計まで、天体学に基づいたコンサルティングであなたの決断をサポートいたします。

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