本日は、私たちが日々暮らす住まいと密接に関わる「家相の基本」についてお話ししていきたいと思います。
「家相」や「風水」と聞くと、占いやスピリチュアルなもの、あるいは少し非科学的なイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、家相とは決してオカルトのようなものではありません。
「自分や家族が、心身ともに健やかに、そして快適に暮らすための環境学」で『天体学』なのです。
本日は、そんな家相の基本的な考え方について、図解をもとにお伝えします。「今の家をもっと居心地良くしたい」とお考えの方は、ぜひご一読ください。
1.「家相」を構成する2つの大きな要素
家相を考えるとき、大きく分けて「地相(ちそう)」と「家相(かそう)」の2つの視点があります。この2つが合わさって、私たちが暮らす環境の「気(エネルギー)」を作っています。
① 地相(ちそう)とは:家の外の環境
地相とは、文字通り「土地の相」のことです。
家の敷地そのものはもちろん、周辺の環境、そして太陽や月、星といった自然界や地球全体の「気」の影響を受ける部分です。私たちが直接コントロールすることが難しい、大自然の環境や立地条件などを指します。
② 家相(かそう)とは:家の中の環境
一方の家相は、建物そのものの間取りや形、そしてそこに住む「個人」や「家族」の空間を指します。
ここは私たちが日々の工夫で変えたり、整えたりすることができるパーソナルな領域です。
2.重要なポイント:条件の良くない土地に住む場合
「自宅の土地は日当たりがあまり良くない」「周辺の環境に少し不安がある」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。ですが、ご安心ください。ここに家相という学問の奥深さがあります。
家相の基本ルールには、「補相(ほそう)」という考え方があります。
図のメモにもあるように、「たとえ地相の条件があまり良くない場所であっても、自分の家の『家相』を良くすることで、そのマイナス部分を補うことができる」のです。
家相を整えることは、個人の運気やバイオリズムの波を優しくカバーし、守ってくれる役割を果たします。完璧な土地や建物でなくとも、住まい方の工夫次第でいくらでも「良い気」を生み出し、運気を好転させることができる、とても実践的な環境学といえます。
3.中国の「風水」と日本の「家相」の違い
ここで少し、歴史やルーツについて触れておきます。
風水の発祥である中国では、もともと「易(えき)」の概念をベースにした「風水」が存在していました。そこから、「四神思想 ししんしそう(東西南北を司る神様の考え方)」という風水の本体に、「気の流れ」という概念が組み合わさって、今の風水の形が出来上がりました。
中国の風水は、広大な大地でお墓の場所や都市を決めるための壮大なスケールのものでした。それが日本に伝わり、日本の四季折々の気候や、湿気の多さ、限られた国土に合わせて「より快適に健康に暮らすための知恵」として発展したのが、日本の「家相」です。
「風通しを良くする」「水回りを清潔に保つ」といった家相の基本は、日本の気候風土のもとで病気を防ぎ、健康に生きるための、先人たちの知恵の結晶と言えます。
4.身近な「家相・風水」の改善事例
ここで、家相の考え方を日常に取り入れて、暮らしが好転した身近な事例を2つご紹介します。
【事例1:マンション暮らしのAさん(30代・女性)】
「最近、家でリラックスできず疲れが取れない」と悩んでいたAさん。実は、玄関から入ってきた「気」がそのまま窓へ抜けてしまう間取りで、さらに寝室の換気が不十分でした。
そこで、玄関に観葉植物を置いて気の流れを柔らかくし、毎朝必ず5分だけ寝室の窓を開けて空気を入れ替えるようにしました。これだけで家の中の空気が明るくなり、朝すっきりと目覚められるようになったそうです。大掛かりなリフォームをしなくても、家相は整えられます。
【事例2:念願のマイホームを建てたBさんご家族】
予算の都合で、希望より少し変則的な形(旗竿地)の土地を購入したBさん(地相の懸念)。
しかし、設計段階で家相の知恵を取り入れ、家族が集まるリビングを一番気の流れが良い中心に配置し、水回りの鬼門を避ける工夫をしました。結果的に「補相」の効果がしっかり働き、ご近所トラブルなどもなく、家族全員が健康で穏やかなマイホーム生活を送られています。
5.よくあるご質問(FAQ)
家相について、よくいただくご質問をまとめました。
Q. 賃貸アパートでも家相は改善できますか。
A. はい、もちろん可能です。
間取りを変えることはできなくても、家具の配置を変えたり、こまめに掃除と換気を行って「気の流れ」を良くするだけで、立派な家相の改善(補相)になります。まずは玄関を整理整頓することから始めてみてください。
Q. 鬼門(北東)にトイレやキッチンがあると、必ず不幸になるのでしょうか。
A. いいえ、むやみに怖がる必要はありません。
昔の日本の家屋では、北東の水回りは寒くて暗く、不衛生になりがちで健康を害しやすかったため「凶」とされていました。現代の住宅は設備が整っています。鬼門に水回りがある場合は、「いつも以上に清潔を保ち、換気と乾燥を心がけること」でマイナスの影響は十分に防ぐことができます。塩を置いて場を清めていただくのもお薦めです。
Q. 風水グッズなどをたくさん買った方がいいですか。
A. 特別なアイテムは必須ではありません。
高価な置物を買う必要は全くありません。家相の基本は「環境学・天体学」です。日差しを取り入れ、風を通し、整理整頓された空間を作ることが確かな開運行動です。お気に入りの観葉植物やお花を飾ることで、心も豊かになりおすすめです。
家相はあなたを応援するツール
家相や風水は、私たちを縛り付けるルールではなく、私たちがより自分らしく、心地よく生きるためのツールです。
今の住まいに少しだけ気を配り、環境を整えてあげることで、家はあなたやご家族の最大の味方になってくれます。ぜひ、今日からできる換気や玄関の整理整頓といった小さなことから、心地よい住まいづくりを始めてみてはいかがでしょうか。
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