日曜blogは、個人の方から寄せられたご相談事例を中心に、「未来ライフデザインセッション」をテーマにお届けしています。
仕事、家族、子育て、人間関係、これからの生き方など、日々の迷いを整理し、自分らしい未来への一歩を考えるためのヒントをご紹介します。
今回のご相談者さまは、二人の小学生の息子さんを育てるお母さまです。
「兄弟なのに性格がまったく違います。強情で意地っ張りなところもあり、なかなか言うことを聞いてくれません。それぞれを、どのように褒め、どのように叱ればよいのでしょうか。持っている能力も伸ばしてあげたいです」
このようなご相談をいただきました。
兄弟姉妹であっても、本質や物事の受け止め方、やる気が生まれるきっかけは同じではありません。
結論からお伝えすると、子育てにおける「公平」とは、二人にまったく同じ接し方をすることではなく、それぞれに必要な関わり方を選ぶことだと思います。
※プライバシー保護のため、ご相談内容の一部を調整してご紹介しています。
長男さんは、自分の力で道を切り開きたいタイプ
九星気学の星から観る視点と、統計的な個性分析の枠組みを重ねて整理したところ、長男さんには「人から圧力をかけられたくない」「自分で考えて、自分の力で切り開いていきたい」という性質が強く表れていました。
このタイプのお子さんは、大人から見ると「頑固」「反抗的」「素直に言うことを聞かない」と映ることがあります。
しかし、その行動の奥には、
- 自分なりの考えを持っている
- 納得してから行動したい
- 人に決められるより、自分で選びたい
- 困難があっても自力で突破しようとする
という、将来の自立心や行動力につながる強みが隠れていることがあります。
「早くやりなさい」「言われたとおりにしなさい」と強く押されるほど、気持ちを閉ざしたり、意地を張ったりしやすくなります。
このような場合は、すぐに答えを与えるよりも、
「あなたはどうしたいと思っている?」
「どうして、そうしようと思ったの?」
「いつまでなら自分でできそう?」
と問いかけ、本人の考えを言葉にする時間をつくる方が、持ち味を活かしやすくなります。
次男さんは、落ち着きと内面的な強さを持つタイプ
次男さんは、九星気学では、いわゆる「本家星」にあたり、もともとの運勢の土台が強い方として読み解きました。
年齢のわりに落ち着きがあり、周囲を冷静に見ているような、大人っぽい雰囲気も特徴です。
一方で、落ち着いて見えるお子さんは、「この子はしっかりしているから大丈夫」と思われやすく、本人の小さな不安や我慢が見過ごされることもあります。
次男さんにも、
「本当はどう感じている?」
「困っていることはない?」
と、気持ちを確認する時間が必要です。
二人に共通していたのは、年齢以上に自分の意思を持ち、「子どもだから分からない」と扱われることを好まない点でした。
ただし、これは大人と同じ責任を負わせるという意味ではありません。
生活や安全に関する部分は年齢に応じて大人が支えながらも、考えや気持ちは一人の人として受け止める。そのバランスが大切です。
個性の違う子どもは、どう褒めればよい?
褒めるときは、結果だけでなく「本人が考えたこと」や「取り組んだ過程」を具体的に伝えてみてください。
たとえば、
「自分で順番を考えてできたね」
「途中で諦めずに、別の方法を試したところがよかったね」
「困っている子に気づいて、声をかけられたね」
というように、大人が実際に見た行動を言葉にします。
「すごいね」「えらいね」だけで終えるよりも、何がよかったのかが伝わるため、子ども自身も自分の強みに気づきやすくなります。
また、褒めたあとに、
「自分では、どこが一番うまくできたと思う?」
と聞くのもおすすめです。
大人から評価されることだけを目的にせず、自分で自分の成長を確かめる力につながります。
叱るときは、人格ではなく行動について話す
叱る必要があるときも、「あなたはダメ」「いつも言うことを聞かない」と人格を否定する言葉は避けたいものです。
まずは、
- 何が起きたのか
- なぜ、その行動をしたのか
- 次はどうすればよいと思うか
この順番で話を聴いてみます。
危険な行動や、人を傷つける行動については、大人が明確に止めることも必要です。そのうえで、「なぜダメなのか」と「次に取れる行動」を具体的に伝えます。
叱られている最中に、すぐ言葉が出てこないお子さんもいます。返事を急がせず、少し時間を置いてから話し直すことも有効です。
控えたいのは「急がせる・比べる・押し付ける」
今回、お母さまには、まず次の三つを少し控えてみるようお伝えしました。
- 親の都合だけで急がせる
- 兄弟やほかの子どもと比べる
- 大人の価値観を正解として押し付ける
そして、行動を否定する前に「なぜ、そうしたの?」と理由を聴くことです。
話を聴いてみると、一見わがままに見えた行動にも、本人なりの考えや理由があることに気づく場合があります。
お母さまも、
「言うことを聞かせようとするのではなく、少し離れて見守る接し方を心がけてみます」
とおっしゃっていました。
親が接し方を少し変えることで、これまで「扱いにくさ」と感じていた部分が、意志の強さ、自立心、観察力といった長所として見え始めることがあります。
潜在能力は、日常の小さな「兆し」に表れる
セッションでは、現在表に見えている性格だけでなく、ご本人やご家族もまだ気づいていない潜在的な能力についても整理しました。
潜在能力は、すぐに目立った成果として現れるとは限りません。
- 一つのことを繰り返し試している
- 興味を持つと詳しく調べている
- 人とは違う視点で質問する
- 周囲の様子をよく観察している
- 自然に人をまとめたり助けたりする
こうした日常の小さな行動が、その子らしい力の兆しであることもあります。
親が先回りして答えを与えすぎず、兆しが見えたときに体験や役割、学ぶ機会を用意する。のびのびと試せる環境が、本人のモチベーションと成長を支えてくれます。
よくあるご質問
Q1.九星気学だけで、子どもの性格や将来が決まるのでしょうか?
いいえ。生まれ持った星だけで、性格や将来を決めつけるものではありません。
九星気学や個性分析は、その方の本質や傾向を理解するための一つの視点です。普段の行動、成育環境、本人の希望、親子の会話など、現実に表れている情報と重ねながら活用することが大切です。
「この子はこういう人」と決めるためではなく、「これまでとは違う見方ができないか」と考えるための判断材料として扱います。
Q2.兄弟で違う接し方をすると、不公平になりませんか?
家庭の安全や基本的なルールは、兄弟で共通にしてよいでしょう。
一方、伝え方や待つ時間、やる気が生まれるきっかけは、一人ひとり違います。同じ言葉を同じ強さで伝えることだけが公平ではありません。
それぞれの個性に合った伝え方を選ぶことは、ひいきではなく、一人ひとりを大切にする関わり方です。
子どもの個性が分かると、親自身の気持ちも軽くなる
子どもの「困った行動」を変えようとしても、親子で疲れてしまうことがあります。
けれども、その行動の背景にある本質や気持ちが分かると、「直さなければならない欠点」だと思っていたものが、将来につながる強みに見えてくるかもしれません。
私は未来設計パートナーとして、15年以上、3,000件を超える鑑定・セッションを通じ、仕事、家族、親子関係、人間関係など、さまざまなご相談を伺ってきました。
未来ライフデザインセッションは、誰かに答えを決めてもらう場ではありません。
ご本人やご家族の本質、現在の状況、これから望む未来を一緒に整理し、「明日から、どのように関わるか」という具体的な一歩を見つけるための時間です。
子どもの個性や兄弟それぞれへの接し方に迷っている方、親としての考えを一度客観的に整理したい方は、お気軽にご相談くださいませ。
愛知県小牧市・名古屋周辺では対面セッション、全国からオンラインセッションでご相談いただけます。
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経営者の方には、人材の個性や適性、役割、関わり方を整理し、採用・配置・組織づくりなどの判断につなげる「経営未来設計セッション」をご案内しています。
家庭でも職場でも、人を型にはめるのではなく、それぞれの強みが発揮される環境を考えることが、よりよい未来設計につながります。
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